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産婦人科(産科・婦人科)の看護で役に立つ記事8選(2022/11/10)

公開日: : 看護師 宮城県 お役立ち 産婦人科 

産婦人科看護

産婦人科では、産科と婦人科の両方の看護をしなければいけませんので、幅広い知識が必要になります。特に、産科は専門的な知識が要求されるため、産科の看護は自信がないという看護師は多いと思います。ここでは、産婦人科の看護師が自信を持って働けるように、産科の看護に役立つ記事をご紹介していきます。

 

1、妊娠中の看護に必要な知識

産婦人科で働くなら、妊娠中の患者の看護に必要な知識を身につけておきましょう。妊娠中に管理入院となるケースの中で多いものは、妊娠高血圧症候群切迫早産前期破水の3つがあります。

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降に血圧が上がり、収縮期血圧が140mmHg以上、もしくは拡張期血圧が90mmHg以上になる状態のことです。

妊娠高血圧症候群になると、子癇発作やHELLP症候群、常位早期胎盤剥離などの合併症が起こるリスクが高くなり、母子ともに危険になります。産婦人科の看護師は、安全に分娩を終え、産褥期を迎えられるように看護していく必要があります。

妊娠高血圧症候群の看護を学ぶなら、妊娠高血圧症候群の看護|原因や症状から見る3つの看護計画や食事を読んでください。

また、切迫早産で入院する患者も多いです。切迫早産は、早産しかかっている状態です。胎児が成熟しないまま出産してしまったら、胎児は命の危険がありますし、命は助かっても重篤な後遺症が残る可能性が高くなります。産婦人科の看護師は、切迫早産で入院になった患者に対して妊娠を継続することができ、できるだけ正期産に近い状態で出産できるように援助していく必要があります。

切迫早産の基礎知識や切迫早産の看護計画は、切迫早産の看護計画|原因・症状・予防の観察項目と看護目標で詳しく解説しています。

最後に前期破水です。前期破水は分娩が始まる前に破水してしまうことです。破水をすると、子宮が収縮し、分娩が始まることが多いです。34週以降の前期破水であれば、胎児はある程度成熟していますので、そのまま出産になることが多いですが、34週未満の場合はそのまま出産すると、胎児に後遺症が残ることがあります。

破水の状態にもよりますが、34週未満の場合は、入院して妊娠継続のための治療を行うことになります。前期破水の看護は、前期破水の看護計画|原因と感染リスク、看護問題、看護目標とケアを参考にすると良いでしょう。

 

2、分娩の看護に必要な知識

次に、分娩の看護に必要な知識を身につけておきましょう。ここでは、帝王切開になった場合の看護について説明します。

帝王切開は経腟分娩と比べると、母体への侵襲が大きいです。また、「帝王切開ではなく、自然に産みたかった」という希望を持ち、帝王切開で産むことに抵抗を感じる妊婦も多いですし、緊急帝王切開になることでパニックになる妊婦もいます。そのため、産婦人科の看護師は術前・術中・術後のバイタルサインや全身状態を観察し、異常の早期発見に努めるだけではなく、精神的なケアも行っていかなくてはいけません。

帝王切開(カイザー)の看護は、帝王切開(カイザー)の手技・麻酔リスクと術前~術後の看護で詳しく説明しています。

 

3、分娩後(産褥期)の看護に必要な知識

産婦人科で働く看護師は、分娩後の看護もとても重要です。産婦人科では、褥婦だけでなく新生児も一緒に看護しなければいけません。

新生児はまだ全身状態が不安定ですので、看護師はきちんと観察していく必要があります。

また、出産後にすぐに母子関係が確立できるとは限りません。マタニティーブルーになって、精神的に不安定になり、自分の子供に愛着を持てないという人もいます。そして、そのように思ってしまう自分を責めるようになり、産後うつに移行することもあるので、看護介入していく必要があります。

新生児の看護のポイントは、新生児の看護|看護過程や看護問題、観察項目、看護目標、看護計画でまとめています。産婦人科の看護師は、新生児の沐浴を行います。また、母親に沐浴の指導を行います。沐浴の看護計画|新生児の沐浴の看護手順・技術と看護目標・観察項目を読んで、安全に新生児の沐浴ができるように、また母親に適切に指導できるようにしておきましょう。

正期産で産まれてくる赤ちゃんの平均体重は3000gですが、早産や母体の中での発育状況が悪いと、2500g未満で産まれてくることがあります。2500g未満で産まれてくる赤ちゃんを低出生体重児と言います。

1500g未満は極低出生体重児、1000g未満の赤ちゃんは超低出生体重児に分類されます。低出生体重児は全身状態が非常に不安定で、体温・循環・呼吸の管理が必要になり、さらに「小さく産んでしまった」という後悔や不安を抱えている褥婦や家族のケアも大切になります。産婦人科で働くなら、低出生体重児の適切な看護ができるように低出生体重児の看護|原因やリスクと看護問題、看護目標、看護計画を読んでおかなくてはいけません。

 

4、計画の看護に必要な知識

産婦人科の看護師は妊娠・出産の時だけ看護をするわけではありません。女性の人生に寄り添ったケアをしていく必要があります。女性の生活の中で妊娠・出産は、とても大きなイベントになります。女性の社会進出が進んでいるため、結婚しているからといって、仕事のキャリア的にいつでも子供を産めるわけではない人が増えています。また学生や未婚の女性が望まない妊娠をして、中絶をしなければいけないこともあります。産婦人科の看護師は避妊に関する正しい情報提供をし、望まない妊娠をしないように指導しなければいけないのです。

正しい避妊法は、産婦人科医が教えるオススメの避妊法とコンドームが破れた時の対処法で産婦人科医が説明していますので、もう一度確認しておくようにしましょう。

 

まとめ

産婦人科(産科・婦人科)の看護師に必要な知識を身につけるために読んでおくべき8記事をまとめました。産婦人科は産科の知識も婦人科の知識も身につけなければいけないので、大変だと思います。特に、産科は専門性が高いので、いつでも適切な看護ができるように正しい知識を身につけておくようにしましょう。

山下佳代 看護師

1983年生まれ。宮城県石巻市出身。正看護師歴10年。看護短大を経て、仙台市立病院の小児科で勤務。その後、小児科での経験を生かし、保育園看護師として同市内の保育園に就職。現在は1児のママとして、育児の傍らWEBライター・ブロガーとして活動している。

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