大きいサイズの保育士エプロン、体型・体質によるエプロンの選び方(2016/10/13)

保育士のエプロンにはさまざまな種類のものがあり、サイズにおいても一般的なもの（M・L）から大きなもの（LL・3L）まで、豊富に販売されています。身長が高い方や少しふくよかな方は、一般的なサイズのエプロンでは着心地が悪いことが多々ありますので、その場合には大きめのエプロンを購入することをおすすめします。

今回は、体型や体質を考慮したエプロンの選び方をご紹介しますので、大きめサイズのエプロンをお探しの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

１、窮屈に感じる場合は「リボンタイプ」が便利

大きなサイズのエプロンには、頭からすっぽり被れるスモック（割烹着）やボタンタイプ、リボンタイプなど、さまざまな作りのものがあります。

スモックは頭からすっぽり被れるだけでなく、裾が幅広に作られていることが多いため、ふくよかな方にとっては非常に快適なエプロンです。しかしながら、胸周りはやや幅狭なことが多いため、肩や胸などの上部が窮屈に感じることがあります。

また、ボタンタイプも同様に、幅が一定になっていますので、ふくよかな方や体格の大きな方は、窮屈に感じることでしょう。

そこで活躍してくれるのが「リボンタイプ」のエプロンです。リボンタイプには大きく分けて、背中の腰部分を縛るタイプと、腰部分に加えて首元にもリボンがついているタイプがあります。

どちらにせよ、リボンで縛るエプロンであれば、ふくよかな方や体格の大きな方でも、自分で調整することができますので、窮屈に感じることはありません。

ただし、保育士用として販売されているエプロンは、スモックまたはボタンタイプが主流ですので、保育士用として探すのではなく、家庭用で探す必要があります。

２、大きすぎる場合は一般サイズの「スモック」がおすすめ

少しふくよか程度であれば、一般サイズのスモックエプロンも選択肢に挙げることができます。上で軽く述べたように、スモックは頭からすっぽり被れ、さらに裾が幅広に設計されていますので、難なく着ることができます。また、幅広い裾により、お腹周りや太もも周りが窮屈に感じることもありません。

もちろん、大きなサイズのスモックエプロンもありますので、胸囲のある方や肩幅の広い方は、大きなサイズのスモックエプロンを選択するという手もあります。

サイズの表記として「身幅」や「着丈」という言葉が多く使用されています。「身幅」は“脇から脇までの長さ”を指し、「着丈」は”首後ろの襟下から裾までの長さ”を指していますので、よく確認してから購入するようにしましょう。

出典：実寸の測り方 d fashion

なお、一般サイズのスモックエプロンについては、「保育士エプロンの選び方と、安い・便利な通販サイトのご紹介」で紹介していますので、合わせてお読みください。

３、よく汗をかく方は「綿」が最適

エプロンの生地には主に、「ポリエステル」と「綿」が使用されており、ほとんどがポリエステル65%・綿35%の配合で作られています。この配合率は耐久性や肌触りなど、さまざまな点を考慮した上での黄金比であるため、エプロンだけでなく、多くのファッション服がこの配合率で作られています。

それぞれの特徴としては、「ポリエステル」は耐久性や耐薬品性が高い反面、吸湿性・通気性が低い傾向にあり、「綿」は耐久性がやや乏しく、またシワになりやすいなどの欠点がある反面、吸湿性・通気性に優れています。

このように、「ポリエステル」は吸湿性・通気性が低いために体温が外に逃げにくく、反対に「綿」は吸湿性・通気性が高いために体温が外に逃げやすいという特徴がありますので、汗をかきやすいという方は、「綿100%」か「ポリエステル65%・綿35%」を選択し、「ポリエステル100%」のエプロンは避けるようにしましょう。

４、大きいサイズの保育士エプロン

それでは、どのようなエプロンがあるのか少しご紹介します。大きいサイズと言っても、体型によって選ぶエプロンは変わってきますので、以下にて「身長が高い方」向けのエプロンと、「身幅がある方」向けのエプロンをご紹介します。

■身長が高い方

出典：<ディズニーキャラクター>はみだしエプロン・ラージ ワンダー

出典：【日本製】クロスシンプルエプロン Apron Story

■身幅のある方

出典：ナーサリースモック ワンダー

出典：みんなのスター、ミッキー＆ミニー！チェック柄キャラクターエプロン 美竹マーケット

出典：カラフルチェックにお星さま☆ スージーズーエプロン 美竹マーケット

身長が高い方のエプロンは、無地やチェック柄が多く、キャラクターもののエプロンはあまりありませんので、アップリケやワッペンを装飾してみてはいかがでしょうか。そうすれば、他にはないオリジナルのエプロンになり、園児たちも喜びます。ただし、アップリケやワッペンを装飾する際には、園児の安全面を考え、安全ピンで留めるのではなく、必ず刺繍するようにしてください。

身幅のある方は、無地やチェック柄のほか、キャラクターエプロンも比較的に充実しています。ただし、やはり一般サイズのものと比べるとそれほど多くはありませんので、身長の高い方のエプロンと同様に、好みのものがなければ、アップリケやワッペンを装飾してみてください。

まとめ

大きなサイズのエプロンの販売数は少なく、いくら探しても好みのエプロンが見つからないことがあると思います。「保育士のキャラクターエプロン、園OKなら積極的に着用を」で紹介しているように、特に園児にはキャラクターもののエプロンが人気で、そういった園児に人気の可愛いエプロンが欲しいという方はたくさんいるはずです。

通販では販売されていなくても、園に届くカタログや街のショップで見つかることも多々ありますので、お時間がある時にでもいろんな方面から探してみてください。もしくは、すでに述べたように、自分で装飾するというのも一つの手です。

キャラクターもののアップリケやワッペンはたくさん売られていますので、無地やチェック柄のエプロンに装飾して、自分だけのオリジナルエプロンを作ってみてはいかがでしょうか。