保育で活用出来る7月8月9月の夏に適した壁面飾りの10のアイディア(2018/07/21)
プールや夏祭り、花火など夏ならではのお楽しみがあるのがこの時期です。普段はなかなか出来ない夜のお出掛けをして花火や祭りを楽しむなど子どもたちにとっても特別な季節なのではないでしょうか。そんないつもとは違ったワクワクした気持ちを盛り上げるような7月8月9月に適した夏ならではの壁画飾りの10のアイディアについて紹介していくので参考にしてみてください。
1、保育で活用出来る夏の壁面飾り
①切り絵で作製する花火の壁画飾り
出典:医療法人社団 恵正会
こちらは折り紙で三角形を作り、半分に折ったところをはさみで切り込みなどを入れて飾りをつけていった花火の壁画飾りです。花火に模様をつけることでモザイクアートのような不思議な魅力のある作品となっています。「何色の花火がキレイかな?」「花火の色は何色かな?」と子どもたちに質問してみて、花火への期待を高めたり、花火を見た思い出をみんなで振り返ってみるのもいいでしょう。また、花火の下には蛍の光が優しく揺れています。
近年ではなかなか蛍を見るのが難しくなっている為、蛍を見たことがない子どもたちもいるかもしれません。これを機に蛍はどんな生き物なのかお話してみるのもオススメです。
②魚のモザイクアートがユニークな壁面飾り
こちらは小さな魚たちを集めてモザイクアートで大きな魚を作製したおもしろい壁画飾りです。小さな魚を子どもたちに作製してもらい、「自分の魚はどこかな?」と子どもたちに探してもらうのも楽しいです。また、壁画には魚を狙うかのようにサメが岩場から覗いています。
「サメがいるね。逃げられるかな?それともお友達になりたいのかな?」などと壁画から物語を子ども達と作っていくと想像力を育てていくことにも繋がります。是非いろいろなお話をしてみてください。
③水槽の中で泳ぐ魚たちが涼しげな壁画飾り
出典:放課後等デイサービスさくらんぼ
こちらは枠を水槽に見立ててその中で泳ぐ魚たちを立体的に作製しています。魚は色画用紙に絵の具で模様を真横につけていっています。そしてイカやクラゲはビニール袋の中に丸めた色画用紙を入れて独特の透明感を上手に表現しています。立体的に仕上がるだけでなく水の生き物の雰囲気が再現されるので真似して取り入れたいテクニックです。イカやクラゲの足はビニールテープなどを活用して涼しげな様子を再現していきましょう。
2、保育で活用出来る7月に適した壁面飾り
④天の川がキレイな七夕の壁画飾り
出典:さわやかダイアリー
こちらはふわふわとした衣装を身にまとった織姫と彦星の間に流れるカラフルな天の川が印象的な壁画飾りです。天の川を1つ1つ見ていくと、折り紙で切り絵を作製したり、星の形に切り抜くなど様々な工夫がされています。子どもたちに折り紙を切り抜いてもらって飾っていくといいでしょう。みんなで作り上げていくと特別な作品に仕上がるはずです。「何をお願いしようか?」と1人1人に聞いてみて、みんなの願い事を短冊にしたためていきましょう。
⑤みんなの短冊が揺れる壁面飾り
出典:地域活動 東住吉
こちらはトイレットペーパーの芯を半分に切って緑の色画用紙などを巻きつけて笹に見立てていきます。笹を作ったらみんなの願い事を書いた短冊を飾っていきます。本物の笹を飾るのはスペース的にも後の処理にもなかなか難しいところがあるかもしれません。そういった時に壁面飾りの笹を上手に活用して七夕の行事を楽しんでみてください。子どもたちにとっても思い出深いものとなるはずです。
3、保育で活用出来る8月に適した壁面飾り
⑥夏祭りの楽しさがよく伝わる壁画飾り
出典:MY介護の広場(明治安田生命グループ)
こちらは夏祭りの楽しさを凝縮した壁画飾りとなっています。壁画飾りの左側ではカエルやうさぎなどのお面が並んでいて賑やかです。そして中央ではビニール袋に綿を詰めてわたあめを作製した屋台があります。
最後に壁画飾りの右端には金魚すくいをしている様子が窺えます。どれも夏祭りの屋台として子どもたちに馴染み深いものばかりで、見ているだけで楽しさが伝わってくる作品です。空には花火も広がっていて、子どもたちも夏祭りの楽しかった記憶を思い出すのではないでしょうか。壁画飾りを見ながら子どもたちから夏祭りの思い出などを是非聞いてみてください。話が盛り上がるのではないでしょうか。
⑦海水浴でスイカを食べる動物たちの壁画飾り
出典:PriPri cafe
こちらは海水浴をしながら浜辺でスイカを食べる動物たちの姿が夏らしい壁画飾りです。
青い海には波を表現する為にビニールテープをジャバラ状に折りたたんだものを貼り付けています。ビニールテープを貼り付けることによって作品に立体感も出てきます。外でスイカを食べるのも夏ならではの楽しみなので、実際にスイカ割りを行事で計画してみるのもいいかもしれません。また、子どもたちに夏の思い出話をしてもらい、みんなで楽しかった思い出を共有していくのもオススメです。どんな話が子どもたちから飛び出すのかとても楽しみです。
4、保育で活用出来る9月に適した壁面飾り
⑧コスモス畑が印象的な壁画飾り
出典:レクリエ
紅葉しはじめた大木のブランコで揺れる女の子の足元ではコスモス畑が広がっていてとてもキレイな壁画飾りです。空には赤とんぼが飛んでいて秋の訪れを感じることが出来る作品です。こちらのコスモスの花は紙テープを放射線状に貼っていって仕上げています。テープを組み合わせていくだけなので手軽に作製することが出来ますが、色合いを変えることによってコスモス畑の雰囲気がとてもよく出ています。コスモス畑の中には動物たちが隠れているので、子どもたちと一緒に探してみてください。
⑨ステンドグラスがキレイな十五夜の壁画飾り
出典:悠紀の里ブログ
こちらはカラーセロファンを使用してステンドグラスのような壁画飾りを作製しています。
ステンドグラスのガラスの部分は買い物袋のナイロンで作製しているので、特別な道具を用意しなくても身近にあるもので作製していくことが出来ます。太陽が差し込むとキラキラと輝き、月の美しさをステンドグラスでうまく表現されています。お月見がどういったものなのか、ということを壁画飾りを通じて子どもたちに知ってもらうきっかけとなっていくのではないでしょうか。
⑩ぶどう狩りを楽しむ動物たちの壁画飾り
出典:HIROの のはらうた
こちらは動物たちがぶどう狩りをしている様子の壁画飾りです。
木からぶどうがなっている様子も再現されているので、子どもたちにぶどうはどうやって出来るかを説明することも出来る作品となっています。また、ぶどうにも顔がついていて、大変ユニークです。9月の壁画飾りとしてぶどう狩りをテーマで扱うことにより、ぶどうの旬は秋であることを子どもたちにも知ってもらえるので、初秋の9月の壁画飾りに適した題材と言えます。
まとめ
7月8月9月の夏に適した壁画飾りの10のアイディアについて紹介してきました。夏ならではのお祭りや花火といった特別な体験を壁画飾りにまとめたものから、お月見などの行事を表現した壁画飾りまで様々なものをまとめて参りました。その月ならではのテーマで壁画飾りを作製すると、子どもたちの楽しい気持ちを盛り上げることが出来たり、より深く思い出に残ったりもするので、是非季節に応じたテーマの壁画飾りを作製して保育の活動に役立ててみてください。
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