エアウェイの看護とは|看護用語(2019/03/28)

エアウェイとは
エアウェイ(Air way)とは息を吸ったり吐いたりするための空気の通り道のことです。意識障害や意識消失により気道が閉塞すると誤嚥等のリスクが高まります。気道閉塞が疑われる場合には気道確保や舌根沈下予防のためにエアウェイ(食道閉鎖式エアウェイ、ラリンジアルマスク、経鼻・経口エアウェイ)の使用や挿管、気管切開が行われます。エアウェイを用いた気道確保術|禁忌・注意点と正しい使い方も併せてご覧ください。

引用元:The laryngeal mask airway: potential applications in neonates

気道確保
気道確保は舌根沈下、気道異物、咽頭浮腫などにより上気道に狭窄や閉塞をきたした場合、気道を開通させるために行います。気道確保で大切なことは気道の開通性を確保することです。
気道確保の目的は、
| ➀気道の開通
②誤嚥の防止 ③肺への十分な酸素投与 ④人工呼吸を可能とする事 |
一般的には頭部後屈あご先挙上法が第一選択となりますが、外傷や転落などにより頚椎損傷が疑われる場合には下顎挙上を行います。また、人工呼吸管理や長期の気道確保が必要とされる場合は気管内挿管が選択されます。
まとめ
気道確保にはいくつかの方法があり、その時の状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。BLSやACLS等の講習や勉強会に参加することで知識や技術を身につけておくと良いでしょう。
参考文献
気道確保および管理(MSDマニュアル プロフェッショナル版)
Best Practices: Emergency Airway Management – Medscape Reference
東京都在住、正看護師。自身が幼少期にアトピー体質だったこともあり、看護学生の頃から皮膚科への就職を熱願。看護学校を経て、看護師国家資格取得後に都内の皮膚科クリニックへ就職。ネット上に間違った情報が散見することに疑問を感じ、現在は同クリニックで働きながら、正しい情報を広めるべく、ライターとしても活動している。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
ナースのヒント の最新記事を毎日お届けします
こちらの記事もおすすめ
-
看護用語
-
骨盤穿刺(マルク)で起こりうる合併症の多くが軽度なものですが、手技に伴う重篤な合併症の発症も
-
看護技術
-
健康な人にとって「シャワー浴」は、体を清潔に保つための日常生活の行動の一部となっています。入
-
看護計画
-
【2023年最新】妊娠高血圧症候群の看護|原因や症状・看護計画や食事
妊娠高血圧症候群とは、高血圧を妊娠20週から分娩後12週までに発症した状態のことです。重症化
-
看護計画
-
SSI(手術部位感染)の看護|ガイドラインや原因、2つの看護計画
SSIとは手術部位に起こる感染のことで、手術全体の5.4%に起こっています。SSIは手術中の
-
看護計画
-
圧迫骨折は、胸椎や腰椎の椎体がつぶれて扁平になってしまう疾患です。昔は若い人が高所から落ちたときなど


