子どもが失敗から学び、問題解決力を高める3つのコツ(2017/02/01)
どうして、大人は子どもの失敗に一喜一憂する必要があるのでしょうか?どうすれば失敗から問題解決力を高められるのでしょうか?Jillian Riley(二児の母で、アメリカの人気ママブロガー)は、こう答えています。
「失敗することで、創造力を少しずつ養うことができます」。
「失敗を受け入れられるようになることはとても重要です。創造力を養うためには、絶対に必要なことなのです」。
子どもが失敗すると、それを見ている大人は、イライラしたり、フラストレーションがたまります。しかし大人は、「失敗は、子どもの成長に大きな影響を及ぼす」ということを忘れてはいけません。
この記事では、失敗がもたらしてくれる成長の機会を最大限に活かす3つのコツを紹介します。
子どもが失敗から学び、問題解決力を高める3つのコツ
1.「失敗=成長のチャンス」であることを常に忘れない
失敗は、子どもにとってリスクです。親にとっては、とても疲れることです。なぜなら、失敗することは、大人の経験則や計画通りに進まないからです。大人が失敗したときは、子どもは大人の姿を見て、真似をします。大人が失敗をどう克服するかも、子どもにとっては学ぶチャンスなのです。
2.慎重に場を判断する
突然のハプニングにあたふたするよりも、冷静に自問自答しましょう。「何が起きているのか?」「なぜ計画通りに進まなかったのか?」「次どうしたら、どんな結果が返ってくるか?」ネガティブな状況をポジティブな言葉に置き換えて考えていくことで、子どもはその失敗を学びの場に変えていきます。
3.ポジティブに解決策を導く
もし失敗してしまったときに、発想をポジティブに変換できる言葉を知っていますか?(それは、偉人や尊敬する人の言葉でOK)。失敗してしまっても、それを受け入れることができれば、学びの場に変わり、将来的には自信をつけることにつながります。
人は、失敗をしないと、「未知なるものに遭遇してしまう恐怖」におびえることになります。しかし、失敗をしたことで、人間は、解決策を学び、自信をつけることができるのです。失敗を恐れず、大人も子どもも、チャレンジを忘れないようにしていくことが大切ですね。
こちらの記事もおすすめ
-
まなぶ
-
シュタイナー教育|東京の保育園に取り入れて児童の個性を伸ばそう
保育士として働いていると、様々な保育方法や保育観・理念に出会います。今回は最近よく聞くように
-
まなぶ
-
保育士必見!海外で話題の「子どもに優しくなれる」100の方法【前編】
子どもを育てていると、罪悪感や敗北感に悩むときがあるかもしれません。でも、子どもに対してやさ
-
まなぶ
-
乳幼児保育とは|保育士に求められる乳幼児保育と乳児へのミルク
乳幼児保育は、近年共働きの家庭が増加していく中でもはや子育てには必要不可欠なものになりました
-
まなぶ
-
園だよりの書き方|役立つ文例や書き出し、保育園で使用できる素材
保育士になると、子どもの世話をしたり、一緒に遊んだりする他に、たくさんの業務があります。掃除
-
あそび
-
身近にあるものを使って工作を楽しむアイディアを紹介します。今回は子どもでも扱いやすい紙皿を使