失敗から学ぶ!子どもの”クリエイティビティ”を育てる3つのヒント(2017/02/02)
(エージェント)実は私には子どもがいるんですが、最近子育て方法に悩んでいるんです。失敗ばかりしていて、いつも怒ってしまっていて……。
(保育士)子どもの教育において、親や保育士は、子どもの失敗に落ちこんだり怒ったりしてはいけないですよ。なぜなら、失敗から学ばせることがとても大切で、その学びを通じて子どもはクリエイティビティを育てていくんです。
(エージェント)そうなんですね。
(保育士)子どもが失敗から学び、クリエイティビティを育てていくには、親や保育士の姿勢も大切です。今回は、そのコツをお教えします。
目次
子どもは失敗から、「問題解決能力」を学ぶ
(保育士)子どもが失敗してしまうと、親や保育士にとってはイライラのもとですが、子どもの創造性を育てるためにはとても重要です。失敗することによって感情のコントロール方法や、物事から学ぶ姿勢いわば「問題解決能力」を身に着けていくんです。
しかも、親の気持ちやテンションは子どもに大きな影響を及ぼします。だから、教育にとっては、親・保育士として子どもの失敗を受け入れていく姿勢がとても重要なんです。
失敗を受け入れ、問題解決能力・クリエイティビティを伸ばす3つのコツ
1.「失敗は学びの場」であることを意識すること
(保育士)失敗は、子ども/親/保育士が「リスクをとった」という証拠。つまり、「挑戦した」という証です。「結果が思うようにいかなかった」という事実も、学びのタネ。しかも、子どもは、親を見て、親の行動をマネることで成長します。親が失敗にどう対処しているかもしっかり見ているんです。
(エージェント)親の気持ちの持ち方も、子どもが見ているとは知りませんでした。気をつけます。
2.振り返りの時間を持つこと
(保育士)失敗に焦ったり怒ったりするよりも大切なことがあります。それが、今置かれている状況を分析し、振り返ることです。「何が起きているの?」「なんで想像した通りにうまくいかないの?」「次はどうやったら成功できそう?」と、子どもと一緒に振り返りの時間を持ちましょう。ここで重要なのが、「言葉はポジティブに 空気はまじめに」。ポジティブな言葉を使いながら、話すトーンは少し暗くまじめにすると、子どもは「学びモード」になります。
3.失敗を笑い飛ばせるようになろう!
(保育士)失敗を笑い飛ばせる冗談のレパートリーはありますか?
(エージェント)ありません。すぐに怒ってしまいます。
(保育士)子どもにとって、失敗を受け入れてもらえたとき、はじめて学びになります。だから、ポジティブに失敗を受け入れる言葉をかけてあげることが大切です。そうすることで、その学びがいずれクリエイティビティにつながっていくのです。
(保育士)いかがでしたか?まさに「失敗は成功の母」。子どもとともに、親も問題解決能力を高めていきましょう。
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