佐藤良子 看護師さんの執筆・監修記事一覧

佐藤良子 看護師

1965年生まれ、静岡県静岡市在住。スタッフナース歴11年、看護師長歴2年。静岡県内の大学で教育を学び、卒業後は小学校教諭として勤務。後に看護師の道に目覚め、看護学校へ入学し、同県内の総合病院(循環器科)へ就職。現在はイベントナースやツアーナース、被災地へのボランティアなど、幅広い分野で活躍している。

心タンポナーデの看護|心タンポナーデの原因や治療、看護計画

心タンポナーデは心嚢内に多量の液体が貯留することで、心臓が拡張できなくなり、心原性ショックを起こす疾患です。心原性ショックを起こすと、死に至りますので、迅速な対応が必要になります。 心タンポナーデの基礎知識や原因、治療、看護計画をまとめましたので、今後、心タンポナーデの患者を看護する時の参考にしてください。   1、心タンポナーデとは 出典:心タンポナーデ

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テンポラリー(一時ページング)の看護|テンポラリーの看護計画や観察項目

テンポラリーとは一時的な体外ペーシングのことです。ペーシングというと難しそうで、苦手意識を持っている看護師さんも多いと思いますが、テンポラリーのモードや観察項目のポイントを押さえておけば、特に難しいことはありません。 テンポラリーの基礎知識や看護計画、観察項目をまとめましたので、テンポラリーの患者を受け持つときの参考にしてください。   1、テンポラリー(一時ページ

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肺塞栓の看護|医療現場や災害現場での発症リスクと予防法

肺の動脈が血栓によって詰まってかかる肺塞栓は、エコノミークラス症候群と呼ばれる症状でも知られています。 入院中や術後、被災後、長期移動後などに発症するとされており、最悪の場合は死に至ることも考えられるため、しっかりとした予防策を打ち立てることが重要です。国内での肺塞栓症は、近年増加傾向にあると言われています。 発症する仕組みや原因、どのようなケースで引き起こされるのか…といった

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PCIの看護|その目的と手術法、合併症を踏まえたケア・観察項目

1977年、スイスの医師グルンチッヒ(Dr. Andreas R.Gruzig )によって初めてその施術が行われ、日本でも1981年に実施された冠動脈インターベンション(PCI,PTCA)。 39年の歳月を経た今、その技術は格段に進歩し、医療従事者、中でも看護師に求められる知識やスキルは高いものになってきました。 こうした状況を踏まえ、OJT(オンジョブトレーニング、現場主義)

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播種性血管内凝固症候群(DIC)|原因と症状、早期発見・治療のポイント

さまざまな重篤疾患の合併症に「播種性血管内凝固症候群(DIC)」があり、致死率が非常に高く、現在最も懸念される合併症の一つに挙げられます。さらなる重篤化を防ぐためには、早期発見・早期治療がカギとなりますが、DICの知識なくして早期発見はありえません。 当ページでは、DICの概要や原因、症状、診断(鑑別)基準など、包括的かつ詳細に解説していますので、DICについて少しでも不安のある方は

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冠動脈バイパス術(CABG)の看護|適応と合併症、術前・術後のケア

日本では現在、毎年約5万例の心臓手術が行われていますが、その約3分1を心筋梗塞や狭心症患者を対象とした「冠動脈バイパス術(CABG)」が占めています。 CABGは心臓手術の中で主軸を担う手術であり、すでに確立されているものの、手術の成功率は医師の技術によるところが大きく、術後合併症の発症率も比較的に高いのが実情です。また、術前における精神的不安を抱える患者も少なくありません。

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アシドーシス・アルカローシスの症状と原因、カリウムとの関係性

人間の血液は中性ですが、何かしらの原因によって酸性またはアルカリ性に傾くことがあり、この値はpH(ペーハー)によって示されています。 血液が酸性に傾いた状態を「アシドーシス」、アルカリ性に傾いた状態を「アルカローシス」と言い、さまざまな原因によって引き起こされます。 pHの値は血液検査のデータなどで見る機会が非常に多いため、看護師として従事している方や、看護師を目指している方は

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NPPVの適応・観察項目、BiPAP Visionにおける操作・設定

人工呼吸法の1つである「NPPV」。侵襲性は低いものの、合併症の発症率が高いことで看護量は多い傾向にあります。ゆえに、さまざまな項目について綿密な観察を行わなければいけません。 また、機器関連トラブルも多く、早急な対処が行われなければ場合によっては重篤化することもありますので、機器の操作やアラーム発生時の対処についてもしっかり把握しておく必要があります。   1、N

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CAG(冠動脈造影)の看護|検査手順と術中・術後の観察項目

虚血性心疾患の検査(最終的な診断)として行われるCAG。今では最も精度の高い検査法として広く実施されていますが、その反面、侵襲性が高く、さらに偶発症・合併症の発症率も高い傾向にあります。 現段階ではCAGによる偶発症・合併症のすべてを確実に予防することは不可能ですが、看護師の綿密な観察により症状の増悪は防ぐことができます。CAGの看護で最も大切なのは患者のバイタルサインや一般症状の観

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ICUの冠疾患専門治療室「CCU」|IABP・PCPSなど看護業務の実際

ICUの専門的治療室に位置付けられるCCU。重篤な患者を収容するCCUでの看護業務は非常にシビアであり、多忙を極めることが少なくありません。しかしながら、その分、一般病棟よりやりがいが多いのも事実です。 ここでは、①集中治療室の種類、②CCU病棟で行う検査・治療、③CCU内に設置(常備)されている機器、④CCU内における医療従事者の配置・役割、⑤CCU内における看護師の役割、⑥CCU

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風疹・麻疹看護 看護用語

【2024年最新】麻疹・風疹の看護|予防接種や症状・合併症、発熱時の看護

麻疹(はしか)や風疹は予防接種がありますので、そこまで感染者数

授乳看護 看護技術

【2024年最新】授乳の看護|目標や姿勢、観察項目と看護ポイント

産科病棟で勤務している看護師は、出産後の母親の授乳の看護ケアを

食中毒看護 看護用語

【2024年最新】食中毒の看護|原因・症状・看護・予防

食中毒は腹痛や嘔吐、下痢などを引き起こす疾患です。 以前

スキンケアの看護 看護計画

【2024年最新】スキンケアの看護|看護目標・計画と手順・資格

あなたはスキンケアに力を入れて看護していますか?入院中の患者さ

腹痛の看護 看護計画

【2024年最新】腹痛の看護|観察ポイントやアセスメント・部位別疾患と看護計画

腹痛の患者さんを看ることは多いと思いますが、あなたはきちんと腹