内視鏡検査の看護|内視鏡検査の3つの種類と看護のポイント
内視鏡とは、先端に小型カメラを内蔵した細い管で、口や鼻、肛門からその管を挿入し、食道・胃・十二指腸大腸などの観察を行う医療機器です。内視鏡の歴史は古く、古代ギリシア・ローマ時代にその起源はさかのぼると言われています。よく「胃カメラ」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、これは開発当初の内視鏡を表わしていて、現在、医療現場で「胃カメラ」という言葉が使われることはほとんどありません。内視
内視鏡とは、先端に小型カメラを内蔵した細い管で、口や鼻、肛門からその管を挿入し、食道・胃・十二指腸大腸などの観察を行う医療機器です。内視鏡の歴史は古く、古代ギリシア・ローマ時代にその起源はさかのぼると言われています。よく「胃カメラ」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、これは開発当初の内視鏡を表わしていて、現在、医療現場で「胃カメラ」という言葉が使われることはほとんどありません。内視
おむつ交換は成人・小児問わず、どの年代の患者においても必要な看護技術です。介護士が行うことも多いですが、私達看護師はただ物理的にきれいなものに取り換えるだけではいけません。今回は排泄ケアの種類と目的、そしておむつ交換の手技についてまとめました。 1、おむつ交換の看護目的 1-1、排泄ケアの種類 看護師の行う排泄ケアには、排泄機能を援助するものと、排泄するための行動
無菌操作は、感染のリスクが非常に高い医療行為において必須となる手技です。一見コメディカルや家族でも出来そうな処置や介助であっても、無菌操作には看護師のエビデンスに基づいた技術が必要です。無菌状態とはどのような状態をいうのか、無菌操作はどのような処置に必要なのか、そしてどのような手順で行うかを基本の手袋の装着・ガウンテクニックをまとめました。 1、無菌操作とは 病原体
ギランバレー症候群は、急性に末梢神経障害をきたす疾患で、その約70%は先行する感染症が認められます。多くは自然回復しますが、一部は重篤化すると言われています。今回はギランバレー症候群の病態を学び、看護計画の立案につなげます。 1、ギランバレー症候群とは ギランバレー症候群は、上気道感染や下痢をきっかけとして急性の運動麻痺を起こす病気です。発症は急激ですが、約90%の
モニター管理 モニター管理は、何らかの理由で患者の全身管理が必要な場合に行います。 看護師は、モニターからの情報をもとに患者の状態変化にいち早く気づかなくてはなりません。 <モニターに表示されるもの> ・心拍数 ・心電図波形 ・血圧 ・酸素飽和度(SpO₂) ・呼吸数 ・呼吸曲線 これらを経時的にチェッ
セデーションとは セデーションは「鎮静」を意味し、看護師が日々の看護の中でセデーションの場面に当たることは多く、今やなくてはならない医療のひとつとなっています。 <セデーションを行う場面> 検査による苦痛をとる 胃カメラ、大腸カメラ、気管支鏡 終末期の苦痛を取り除く がん患者の終末期(身のおきどころのない痛みに対して) 患者の安静のため 不穏やパ
ムンテラとは 医療の現場で使われる「ムンテラ」は、ドイツ語の「Mund(口)」と「Therapie(治療)」からなる言葉で、カルテには「MT」と記載されます。ムンテラは医師が患者・患者家族へ病状の説明をするものであり、場合によっては今後の治療や検査に必要な同意書を交わすこともあります。 看護師の役割(同席) ムンテラは非常に重要なものではありますが、説明する内
腰痛を訴える患者はたくさんいます。たかが腰痛と思うかもしれませんが、腰痛によって患者のQOLが大きく低下することもあります。腰痛によって発生する看護問題をしっかり把握し、看護計画を立ててケアをしていかなくてはいけません。 腰痛の原因や看護問題、看護計画、また緩和ケアで重視すべきことなどをまとめましたので、腰痛の患者の看護をする時の参考にしてください。 1、腰痛の
【2024年最新】麻疹・風疹の看護|予防接種や症状・合併症、発熱時の看護
麻疹(はしか)や風疹は予防接種がありますので、そこまで感染者数
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産科病棟で勤務している看護師は、出産後の母親の授乳の看護ケアを
食中毒は腹痛や嘔吐、下痢などを引き起こす疾患です。 以前
【2024年最新】スキンケアの看護|看護目標・計画と手順・資格
あなたはスキンケアに力を入れて看護していますか?入院中の患者さ
【2024年最新】腹痛の看護|観察ポイントやアセスメント・部位別疾患と看護計画
腹痛の患者さんを看ることは多いと思いますが、あなたはきちんと腹