託児所付きの病院で安心して夜勤をするママナースの3つの働き方(2017/10/23)
女性の社会進出が著しいこの頃。育児に家事に仕事に忙しいママさん看護師は、実は効率的な働き方にこだわっています。最近では託児所付きの病院も増え、ママさん看護師が安心して働きに出ることができるようになりました。今回は、院内託児所をうまく利用した、託児所付きの病院での働き方、パート看護師、夜勤専従看護師などの様々な働き方について紹介します。
1、ママナースの働き方は様々
独身でキャリア1本の看護師時代だったころは、常勤という形で不規則勤務をこなし、夜勤もばりばりこなし、残業することもしばしば。しかし結婚し子どもができると、独身の頃と同じように働くことは難しくなってきます。週に数回だけのパート看護師で定時になったら帰る働き方や、子どもが寝ている間に夜勤に出かける夜勤専従看護師としての働き方、日勤より少し遅くから出勤し、定時より少し早めに帰る時短勤務など、選択肢は多くあります。最近では託児所付きの病院も増え、ますますママさん看護師が働きやすくなるシステムが充実してきています。
2、パート看護師としての働き方
パート看護師のメリットとしては、常勤看護師のように残業がないことです。定時になったら必ず帰ることができるため、子どものお迎えにも間に合うことができ、責任のある医療業務も常勤ほど任されないためストレスも少ないです。院内の託児所であれば遠いところまでお迎えに行くことがないので手間も省けてなおさら便利です。しかしながら、自分が残した業務は常勤看護師にふりかかるため、常勤から不満が出るのがデメリットです。定時までにしっかり仕事を終わらせれば問題ありません。非常勤で働くことに興味がある方は非常勤の看護師求人をご覧ください。
3、子どもが寝ている間に夜勤する働き方
小さい子供がいる間は、日中世話をしたりお迎えに行ったりと、家事育児をこなして疲れ切った体で夜勤をするのは難しいですが、子どもがある程度大きくなってからは、子どもが寝ている間に働く夜勤専従の働き方ができます。子供の朝ご飯やお弁当は夜勤に行く前に準備しておけば良いですし、子どもが学校に行っている間、ひとりの時間を日中ゆっくり楽しめるのが魅力です。日勤帯のアルバイトでは出ない夜勤手当てが出るので、収入面で稼ぎたいママさんには夜勤専従は魅力です。院内託児所がある病院では、子どもが小さくても一時預かりができるため、夜勤にも専念できます。
4、子育ての経験は看護にも生かされる
子育てで看護師を休職していたことを負い目に感じることはありません。子育てすることで、子どもや後輩にやさしくなれたり、子どもにわかりやすく説明する努力が、上手な申し送りをすることに繋がったりと、看護師としてさらに磨きがかかります。子育ての経験から、新人指導に抜擢され、後輩から慕われるということも。
5、全国託児所付きの病院一覧
最近では託児所付きの病院が増えています。3歳児まで入所可、一時預かりや夜間預かり可、クリスマス会やその他催し事ありなど、病院によって託児所のルールは様々なので、必ず病院面接時に確認しましょう。保育園とは規模が異なり、カリキュラムや運動会・遊戯会などはないのはデメリットですので、日中は認可保育園に預け、夜勤で働く夜間帯は院内の託児所で子どもを寝させるなど、子どもの年齢や、看護師としての働き方に合わせてカスタムするのがコツです。全国の託児所付きの病院については、託児所付きの看護師求人をご覧ください。
まとめ
子どもがいる間は働けない、育児の大変さから仕事を辞めてしまう看護師は多いです。しかし、忙しいママさん看護師でも、少ないストレスで働ける職場はたくさんあり、またそのような働きやすい職場で働く他のママさん看護師の先輩などから、育児や働き方についての情報をゲットできたりもするので、ある程度子育てが落ち着いてきたら、看護師の仕事に復帰してみるのはいかがでしょうか。子育ての経験が、あなたをさらにワンランク上の看護師にすること間違いなしです!
東京都在住、正看護師。自身が幼少期にアトピー体質だったこともあり、看護学生の頃から皮膚科への就職を熱願。看護学校を経て、看護師国家資格取得後に都内の皮膚科クリニックへ就職。ネット上に間違った情報が散見することに疑問を感じ、現在は同クリニックで働きながら、正しい情報を広めるべく、ライターとしても活動している。
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