ナースのヒント

看護師がやりがいを感じる瞬間108選【保存版】(2015/02/28)

公開日: : 最終更新日:2020/06/20

看護師やりがい

 

激務と言われる看護師の仕事。ついつい苦労話や愚痴に目が言ってしまいますよね。

この「看護師あるある」でも、看護師という仕事の大変さに触れてきましたが、実は他の仕事では絶対に味わえない“やりがい”をみなさん感じているようです。

 

患者さんとのコミュニケーションの中?、同僚とのチームワーク?、はたまた自分の目標を達成したとき?と、その瞬間はそれぞれ。

人のために働くという看護師という仕事にとって、何か少しでもやりがいを感じるということは、日々のモチベーションを保つのにもとても大切なことです。

 

そこで今回は、看護師のみなさんがどんな時に“やりがい”を感じているのか、108選として集めてみました。

 

これから看護師を目指そうという方も、ぜひ先輩方の声を参考にしてみて下さいね!

 

https://j-depo.com/news/post-348.html

https://j-depo.com/news/post-416.html

目次

患者さんとのコミュニケーション編

 

毎日話しかける中で、患者さんとの信頼関係を築く過程にやりがいを感じる

患者さんに名前を覚えてもらえると、距離が縮まったと感じとてもうれしい

やはり「ありがとう」の言葉がうれしい。髪をとかしたり、ふとんをかけてあげたりしただけでも、声を掛けて下さる

担当の患者さんが元気になって退院する姿を見られるときは、充実感を感じる

退院した患者さんが、通院時にわざわざ顔を見せにきてくれたときはとてもうれしかった

担当の患者さまに、「あなたの顔を見ると元気をもらえるわ」と言ってもらった

ずっと薬を拒否していた患者さんが、「あなたなら飲む」と言ってくれたときは涙が出そうだった

会話の中で、患者さんの意外な一面を見られると、信頼されていると感じられてうれしい

退院する患者さんが、帰り際にわざわざナースステーションに挨拶にきてくれた

先輩看護師が、退院する患者さんの為に休日出勤し、泣きながら見送る姿を見て感動した

四肢麻痺の患者さんを担当中、夜勤中に様子を見に行った時に「あんただけが頼りだ」と言われた

最初は気難しく頑固で口もきかなかった患者さん、毎日一生懸命ケアしているうちに段々とご自分のことを話してくれるようになった

末期がんの患者さんが亡くなった後、ご自分の事を話していたのは私だけだったと知って、信頼されていたのだと感じた

他にも看護師はたくさんいるのに、「あなたにケアしてほしい」と言ってもらえたときは努力が報われた瞬間だった

他の看護師がみんな手を焼いていた患者さんが、なぜか私には心を開いてくれた

患者さんだけでなく、ご家族からも感謝してもらえる仕事として看護師に誇りを感じる!

意識がない患者さんにも、声をかけつづけていたら、回復後に「ずっと声が聞こえていて、励みになっていたよ」と聞いて、声かけを大切にしてきてよかったと思った

新人看護師と知って、患者さんが「大丈夫よ、失敗してもいから」と声をかけてくれ、看護師としては失格だけど、とてもやる気がわいた

 

 

職場環境編

 

とても尊敬している先輩の姿を見て、自分もああなりたいと目標をもって働けるようになった

医師から頼られた時は、看護師としての自信が湧いた

先輩の指導がとても丁寧で、細かい事でもアドバイスをくれるので学ぶ事が楽しい

先輩方が、働きをよく見ていてくれて「○○がよく出来るようになったね」と評価してくれるので頑張ろうという気持ちが湧いてくる

今働いているチームは、みんなプロ意識も高く、同じ看護師として日々刺激をうけられる

チーム内で看護を共有できているので、ひとりで悩むこともなく、チーム全体で達成感を感じられる

毎日行うチーム内カンファレンスでは、一人だったら思いつかないようなアドバイスを貰えることもあり、勉強になることが多い

管理職という立場になってから、現場のやりがいは少なくなったが、チーム全体のバランスを取ることに注視するようになり、看護師たちが生き生き働く姿を見る事がやりがいとなった

 

 

仕事上のやりがい編

 

やっぱり、自分が見守ってきた患者さんの状態が改善したときはうれしい

人一倍厳しいことで有名な上司に、褒めてもらい、自信が出た

訪問看護をしているが、歩く事もできなかった患者さんが歩けるようになった

患者さんが感謝の言葉をくれるたびに、疲れが吹っ飛んでいく

自分で動く事すらできなかった患者さんが、スプーンを使って自分で食事ができるまでになった

最初は上司に頼りきりだったけれど、自分で判断できることが日々増えていくのが実感できた

緩和ケアに携わっているが、最後の瞬間に立ち会わせていただける事に、責任感や光栄さを感じる

男性看護師として、自分にしかできない役割を見つけることが仕事の楽しさにつながった

看護師として自分で判断したことによって、患者さんがよい方向へ向かうと報われた気がする

ベッドから車椅子への移動に介助が必要だった患者さんのベッドを、T字柵に替えただけで1人で移動できるようになった

看護師としてのスキルをもっと磨きたいと思い、急性期病院に転職後、忙しいがやりがいは大きくなった

後輩を指導する立場になり責任が増えたけれど、後輩の成長を目にするととてもうれしく思う

管理職としてのキャリアアップを目指すようになってから、研修などを通し日々の目標を感じるようになった

プリセプターとして指導をする立場だが、自分の看護に対しても日々再確認できるよい機会と感じている

自分たちが見守ってるという安心感で、患者さんがゆっくり休めると思うと、夜勤も辛くなくなる

資格をとってから患者さんに寄り添うことに、やりがいを感じるようになった。それを見ていた後輩も同じ資格を目指してくれるようになり、看護師としてうれしく思った

 

 

診療科別やりがい編

 

手術による10㎝以上に及ぶ傷で動くこともできなかった患者さんが、日に日に治癒して元気になっていく様子を見て、人間の回復力に感動した(外科)

産婦人科時代に出産に関わった子が入院してきたときに、母親が覚えていてくれて何かと頼ってくれた(小児科)

まだ出産の経験がない自分でもしっかりとしたサポート力が求められることがわかり、専門スキルを磨きたいという目標を持てるようになった(産婦人科)

自分が出産を経験して以来、新しい命の誕生の場に立ち会える事をとてもうれしく思えるようになった(産婦人科)

難病と戦っている子供たちの姿を見て、日々勇気をもらっている、頑張ろうと思える(小児科)

患者さんが綺麗になったと喜ぶ姿をみると、ケアする側としてもとても癒される(美容皮膚科)

職場の雰囲気もよく、機材の説明も丁寧にしてくれるので、仕事に対する姿勢も前向きになった(美容皮膚科)

皮膚科では治療の効果が目に見えるので、患者さんと一緒に喜びを共有できるのが励みになる(皮膚科)

患者さんが喜ぶ姿はうれしいけれど、夜勤も残業もほとんどないので、プライベートが充実させられることが何よりうれしい(美容外科)

やる事はある程度固定されておりマンネリ感は否めないけれど、自分自信の美を追求することが今のやりがいになっています(笑) (美容外科)

給与が以前よりだいぶ増えたので、旅行や食事など休日にやりたいことをできることが幸せ(美容外科)

美容関連商品を販売することも求められますが、コミュニケーションを工夫することで実績が伸び、やる気につながっている(美容整形外科)

とにかくめまぐるしく、頭で考えるより行動が求められるので、実践力がどこよりも早く身に付くので、自分の成長がやりがいになっている(救急外来)

重症だった患者さんが元気になられたときは、しんどかったことも忘れてしまいます(救急外来)

やっぱり完璧に手術が成功した時は、喜びも達成感も大きい(手術室)

医師と看護師などのスタッフが一丸となって成功させるという、チームワークを感じられる(手術室)

療養型はやりがいが少ないと言われているが、患者さんの細かい様子を観察することで、患者さんがしてほしい事がわかるようになった(療養型)

透析看護の現場は覚えることも多く大変だけれど、難しい技術が身に付いていく楽しさを感じることができる(透析)

様々な病気とケガに対応しなければならない緊張感はあるが、町の人の頼りになっていると実感できることがやりがいになっています(僻地医療)

最初は不安だらけだった診療所勤務、でも外で会っても町の人たちが声をかけて下さるので、地元の人たちの温かさを感じられる(僻地医療)

他に頼る人がいないし、患者さんは自分を頼りにしてくるので大変だけれど、自分なりの工夫が自由にできるので、とても働きやすくここに来てよかったと思っている(僻地医療)

治験で、自分が関わった新薬が世の中に出るのを見たときは、他で味わえない達成感を感じた(治験)

自分がかけた言葉が、症状の重い患者さんの心を開いたと感じたとき、諦めなくてよかったと思った(心療内科)

患者さんとの時間をゆったり持てるので、自分なりのケアの方法を模索することができる(精神科)

乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんと接することができ、様々な刺激を受ける事ができる(整形外科)

最先端の技術や専門知識を身につけられ、医療の最先端を感じる事ができる(放射線科)

放射線治療は、がんなどの病気に苦しむ方にとって重要度が増しているので、仕事に対するやりがいも大きくなった(放射線科)

意思疎通のできない患者が多いが、寄り添い観察する事で、小さな変化に気がつけると知ったときはうれしかった(脳神経外科)

治療を乗り越えた患者さんが喋れるようになったり、歩けるようになったりした姿を見ると、こちらが励まされる(脳神経外科)

話す事ができなかった患者さんから「ありがとう」と言われたときは、いままでにないやりがいを感じた(脳神経外科)

最初は検査が多いことや、点滴や注射に不安を感じていたけれど、先輩に指導してもらううちに1人でできる事がどんどん増えていくので自分の成長を感じられる(眼科)

白内障の手術の方が多いですが、患者さんから、「よく見えるようになってうれいしい」と言われるとこちらもうれしく思います(眼科)

他の疾患との合併症がある患者さんも多く、ほかの科とは違う専門性を身につける事が目標となっている(眼科)

周りに、認定看護師や専門看護師の資格を持っている先輩も多いので、そうした向学心のある先輩の姿を見ると励みになる(循環器科)

予防医学に力を入れているクリニックにいますが、病気を未然に防ぐお手伝いができることは、社会貢献にも役立っていると感じられる(循環器科)

知れば知る程、奥が深いと感じるようになり、勉強を続けていきたいとゆう意欲が湧いてきた(循環器科)

同じ病気でも症状が異なるなど、患者さん一人一人の状態を把握するのが仕事なので、些細なことにも気がつけた時はうれしい(呼吸器科)

発作などで辛い姿を見ていた患者さんが元気に退院されていく姿は、なにより励みになる(呼吸器科)

感染症対策など、大変なこともあるが、呼吸療法認定士の資格を取得したことで専門性を高める事ができ、仕事に対する意欲も大きくなった(呼吸器科)

様々なスキルや知識が必要なので、自分の成長を実感する事ができる(呼吸器)

定期的に行われる勉強会や製薬会社の講義などに参加することで、最新の医療情報を取得できることが楽しい(消化器科)

内視鏡検査が多いので、患者さんが不安なく受けられるようにしているが、終わった後のホッとした顔を見ることがやりがいになっている(消化器科)

この病棟に移ってからはとても忙しいけれど、キャリアアップをめざし認定看護師の資格を取る事がモチベーションにつながるようになった(泌尿器科)

患者さんからのセクハラ行為にイラっとすることもありましたが、原因を考える事で心理面のサポートに目が向くようになり、ケアの重要性を学ぶことができた(泌尿器科)

地域に密着したクリニックなので、お子さんからお年寄りまで、日々様々な方と接するのがとても楽しい(耳鼻咽喉科)

長年続けるうちに、患者さんの表情や仕草から意思を読み取る事ができるようになり、医師からも頼りにされています(耳鼻咽喉科)

患者さんの目線になる事を大切にしていますが、患者さんが打ち解けてくれると自分のやり方に自信が持てる

患者さんが、元の姿に少しでも近づき喜ぶ姿を見ると、もっと力になってあげたいと思う(形成外科)

チーム医療で患者さんを支えることが多く、チーム一丸となってやり遂げることで達成感を感じる(形成外科)

新しく覚える事も多く、技術革新も目覚ましいですが、その分研究心が湧き、もっと頑張ろうと思える(形成外科)

メンタルサポートも重要になってくる科なので、人生経験を積んだベテランとして若い後輩を育てる楽しさを感じるようになった(形成外科)

最初は孤独感があったけど、保育士さんだけでなく保護者の方からも「いてくれると安心」と言ってもらえるので、とてもやりがいを感じられる(保育園看護師)

待遇もよくなり、地域の方達の健康を支える重要な役割を実感しながら働くことができ、満足している(地域包括支援センター)

「あなたのお陰で自分の家で、自分らしい生活が送れる」と言われたとき、やっていてよかったと思う(訪問看護)

 

 

個人的なやりがい編

 

なんといっても、給与明細を見るとき!頑張った分、やりがいを感じられる

長年目標としていた資格をとることができた

役職がついてから、役職手当がつくようになり、少しのことだけど更に頑張ろうという気持ちになれた

ずっと憧れだった看護師、今はまだ毎日白衣に袖を通すだけでやりがいを感じています(笑)

自分がこれまで培ってきた経験やスキルは、職場が変わっても活かせるので、頑張ってきてよかったと思う

地域のクリニックに転職してから、家庭と仕事の両立に悩む事もなくなり、毎日が充実している

高齢者医療でやりがいを感じられなかった時に、先輩から「大きなものを求めていてはダメ」といわれ、それ以来肩の力が抜けて、一日に患者さんの笑顔が一度でも見られただけでありがたいと思えるようになった

やはり“白衣の天使”というイメージがあるのか、飲み会などの場の自己紹介で看護師と言うと場が盛り上がるのでちょっと鼻が高い(笑)

何か指示をもらう前に動けた時に密かにポイントをつけていて、10ポイント貯まるとケーキを食べられるシステムにしてからモチベーションが上がった

念願の公務員看護師となってから、待遇が格段に良くなったこともあり、日々のやりがいにもつながっている

震災の時、自分の判断でケガ人をすばやく救護できたり、周りに頼りにされていると感じたときは、看護師冥利につきました

今の職場は人間関係がとてもよく、オフにみんなで食事にいき、様々な話ができることがもっぱらの楽しみになっています

 

 

 

以上、「看護師のやりがい」について108選でしたが、どうでしたでしょうか?

 

“やりがい”といっても、感じる時も感じることも人によって千差万別。担当する科によっても、新人ナースか熟練ナースかによっても、感じるやりがいは違います。

どんな仕事にもやりがいを見つけることはできると思いますが、看護師には命の現場という特殊な環境だからこそ味わえる、特別なやりがいを見つけられている人が多いようですね。

 

もし、今自分の仕事にやりがいを見いだせない・・・という方は、今回の108選をぜひ参考にしてみて下さい。小さいことでも、自分なりのやりがいを何かしら感じながら働くことができれば、きっと毎日が充実したものになるはずです!

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