ワキガ手術をお考えの方必見!最新医療で確実に治る”ワキガ”治療4選(2013/12/17)
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最終更新日:2020/10/18
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現在日本でワキガにお悩みの方はどのくらいいらっしゃるかご存知ですか?正解は約1割。
思ったより少ないという印象かもしれませんが、ワキガは知らず知らずのうちに人に迷惑をかけていたり、なかなか自分では気がつかなかったりととてもやっかいなものなのです。気がついても、人に相談できずにひとりで悩みを抱えてしまう方も多く、気分的に落ち込んでふさぎがちになってしまうケースもありとてもデリケートな問題なんです。
ワキガになるかならないかはもともとの体質や遺伝が関係しているとされており、本来日本ではワキガになる人は少なかったのですが、食文化の欧米化や生活習慣の変化によってワキガに悩む人が多くなってきているのが現状です。
もちろん症状の軽い方は自分でできるケアもたくさんあり大きな改善が期待できますが、症状の重い方や悩みが深い方は専門の医療機関で相談し、手術などの適切な治療を受けることもできます。
ではそもそもなぜワキガになってしまうのでしょうか?簡単に説明すると・・・
実は人の脇にはアポクリン汗腺とエクリン汗腺などの汗腺があるのですが、おもにこれらの汗腺から分泌される汗が皮膚の表面にある常在菌によって分解されるとワキガの臭いとなって現れてしまうのです。なので、この汗腺が多い人や汗の分泌量が多い体質の人がワキガになりやすいと言えます。また、そこへ皮脂腺から分泌される皮脂が加わることによって臭いが更に強くなってしまうこともあります。
自分でできる対策としても様々な方法があるので試してみることをおすすめしますが、ある程度は解消されても症状が重くて気になってしまうという方や、いっそ根本から解決したいという方は手術などの治療を受けるという方法もあるんです。少しの勇気が必要ですが、つらい臭いの悩みから解放され快適な生活を送れるようになったらきっと人生ももっと楽しくなりますよね?!
そこで、今回はワキガを解消するための手術から注射まで4つの治療法を徹底調査してみました。
1、もっとも高い効果が期待できる外科的手術、剪除法
ワキガの症状が非常に重いという方には、古くから行われている剪除法という外科的手術がもっとも効果を期待できます。臭いの元となるのはアポクリン汗腺やエクリン汗腺という汗腺であるという説明をしましたが、剪除法では皮膚を5センチほど切開し、これらの汗腺を医師が目視しながら完全に取り除きます。
原因となる汗腺を丸ごと除去するので、強いワキガの根治も期待できますし高い再発防止効果も見込めるのですが、注意したいのは手術跡が残ってしまうことや体への負担が大きいことです。
また、施術時間は約1~2時間、入院の必要はありませんが一週間程度の回復期間が必要です。参考料金は30万円程のクリニックが多いようですが、場合によっては保険が適用されることもありその場合は2万円~4万円程です。保険適用が可能かどうかは医師の判断によりますので、自分の症状をよく伝えるようにしましょう。
この剪除法が根本解決には一番の近道と言えますが、大切な体にメスを入れることになるので不安な方も多いはずです。医師の診断によってこの剪除法が必要かどうか判断してもらえるので、まずは信頼のできる専門医に相談し納得いくまで説明を受けることが大切です。
2、30分程度で完了!最近注目のシェービング法
ワキガの程度が軽い方や多汗症の方に向いているとされているのが、シェービング法という施術です。脇に開けた1センチ程度の穴から特殊なシェービング機で臭いの元となるアポクリン汗腺を取り除きます。施術時間は30分~1時間程度で、参考料金はだいたい20万円程です。
他にレーザー照射によって消臭効果をアップさせるレーザーシェービング法や、施術料金は50万円程と高くなってしまいますがベイザーという機器をによってアポクリン汗腺を焼き切った後に吸引してしまうというベイザーシェービング法という施術法もあります。
これらのシェービング法は回復期間も剪除法と比べれば3~5日と短く、皮膚の合併症も少ないので比較的安全な施術方法とされています。また、医師が目視しながら除去するわけではないので全ての汗腺を取り除くことは難しいのですが、傷跡も小さく抑えられるので見た目にも気になりにくく、ある程度の再発防止効果も見込めます。今まで大掛かりな手術をためらっていた方や、なるべく傷跡を残したくない方に人気の方法です。シェービング法は各クリニックによって施術法や施術料金も大きく違ってくるので、十分な説明を受けメリットやデメリットを理解した上で適切な治療を受けるようにしましょう。
3、最先端治療”ミラドライ”で切らずに解決!
最近注目の最先端ワキガ治療が”ミラドライ”です。まだ聞き慣れない治療法ですが実施する医療機関も多くなってきており、皮膚を切らずに治療ができるので安全性は大変高い施術法と言えます。(治療は必ず公式認定医に施術を受けるようにしましょう。)
この治療の最大の特徴は、マイクロウェーブを使うことによって脇にメスを入れることなく原因となるアポクリン腺やエクリン腺を重点的に破壊することができるので、傷跡が残らないということ。ミラドライのマイクロ波は水分に反応し加熱する仕組みなので、ワキに照射することで水分の多い汗腺のみに反応し他の組織をほとんど傷つけることがないのです。
また一回の施術時間は1時間程度で、一度破壊された汗腺は再生しないので外科的治療と同じように長期間の効果が期待できます。入浴や運動はしばらく控える必要がありますが普段の生活に制限はなく、治療中の熱感や痛みもほどんどなく施術後すぐに効果が実感できるのも大きなメリットです。軽度から中度の多汗症やワキガ治療に向いており、実際に実施した人へのアンケートによると消臭率は7~9割、汗の量が減少したかについては90%以上の人が効果を実感したと答えています。
このように魅力的な治療法ではありますが、新しい治療法ということもあり治療にかかる費用は高めです。参考価格としては両脇一回の治療で35~45万円程のクリニックが多いようです。もちろんメリットも多く人によっては価値のある治療ですので、事前に内容をよく理解し担当医師に十分に相談することをおすすめします。
4、しわ取りだけじゃない?!ボトックスで気軽に治療
最後にご紹介するのがボトックス。しわの治療などで最近耳にすることが多くなったボトックスですが実はわきがの治療にも効果があるんです。正式には「ボトックス・ボツリヌストキシン注射」というこの施術。メスを使わずにたった10分で施術完了という気軽さが最大の人気理由です。
ボツリヌストキシンには、神経の末端から分泌される”アセチルコリン”という伝達物質を抑制し筋肉の動きを弱める作用があるんですが、このアセチルコリンは交感神経の末端で発汗を促しているのです。そこでボトックス注射によってその分泌を弱めることで臭いや汗の原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺の過剰な働きを抑制し、臭いと汗を軽減させてしまおうという仕組みがこのボトックス注入法なのです。注射の3~4日目頃に効果が現れ、約3ヶ月~半年間の効果持続が期待できます。強いワキガの方には向いていませんが、軽い症状の方には十分な効果が期待できます。また、この注射を繰り返し行うことでアポクリン汗腺とエクリン汗腺が徐々に萎縮するので、継続的な治療によってより高い効果も得られます。
中には、露出の増える夏の間だけはできるだけ汗や臭いを抑えたい!という方が期間限定で治療を受けるというケースもあるようで、特に忙しい方には人気の治療となっています。
参考費用としては、わきの施術一回で約10万円~15万円程のクリニックが多く見られます。外科的手術に比べると効果は低く持続期間も短いですが、なんといっても治療のお手軽さが魅力のボトックス。体にメスを入れる手術に抵抗がある方や、高い費用は掛けられないという方は一度専門のクリニックに相談してみてはいかがでしょうか?
今回取り上げた4つの治療法。気になるものはありましたか?画面の前で悩んでいる方、まずは信頼できる専門医を見つけ納得がいくまで説明を受けることが大切です。
同じ治療法でも各クリニックによってそれぞれに特徴があり、メリットやデメリットもあります。そして治療にかかる費用も大きく変わってきますので、自分にとってどの治療が一番合っているのかを見極めてから治療を受けるようにしましょう。
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