パターナリズムの看護で大切な3つのこと(2018/10/13)

パターナリズムとは
パターナリズム(paternalism)とは、父権主義や温情主義と言われ、父親が子供に対して良かれと思って子供の意見を聞かずに物事を決定することを言います。医療の現場においては医師が父親、患者が子供と理解すると良いですね。医療におけるパターナリズムは、治療に複数の選択肢があったとしても、医師が望ましいと判断した治療法だけを話すことで事実上患者には治療の選択権がない状態を言います。しかし、意識不明の患者・決断が困難な小児医療等の分野ではインフォームドコンセントを行うことが難しいためパターナリズムが認められるケースもあります。

引用元:医療におけるパターナリズム
パターナリズムの看護
看護をしていく上で大切な事は、➀インフォームド・コンセント、②患者に考える時間を与えること、③自律性を尊重した看護をしていくことです。このためには医療者と患者間のコミュニケーションや情報交換が重要となります。患者の意向や思いを知り、納得して治療が進められるような関わりが必要です。
まとめ
医療パターナリズムに陥らないためには、信頼関係を築き患者にとってのQOLをいかに充実したものにしていくかを念頭に看護をしていくことが大切と言えます。
参考文献
医療におけるパターナリズムが正当化される条件(日本老年医学会雑誌41 8-15|五十嵐雅哉|2004年1月25日)
東京都在住、正看護師。自身が幼少期にアトピー体質だったこともあり、看護学生の頃から皮膚科への就職を熱願。看護学校を経て、看護師国家資格取得後に都内の皮膚科クリニックへ就職。ネット上に間違った情報が散見することに疑問を感じ、現在は同クリニックで働きながら、正しい情報を広めるべく、ライターとしても活動している。
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