絶対に言えない!看護師が患者に秘密にしている”あるある”10選(2016/04/11)
公開日:
:
最終更新日:2020/10/18
看護師あるある

ナースというのは「秘密が多い職業」と言われています。ナースは、日々患者や患者の家族に秘密にしていることがあります。それは、「患者が知るべきでないこと」や「(患者には)どうしようもできないこと」であることが多いです。今回は、「ナースが患者に秘密にしていること10選」をご紹介します。
目次
1. 実は、とても疲れていること
ナースは、絶対にどれだけ疲れているかを患者に言うことはありません。「疲れてる?」と聞かれて、正直に答えたいですが、答えることはありません。
2. 毎朝の薬の投与はとても大変な仕事ということ
薬(丸薬)を患者さんに服用してもらうのは、ナースの仕事です。しかし、ナースは、「薬(の投与)はとても時間がかかる、面倒な作業の多い仕事」ということは秘密にしています。薬を軽量し、カップにいれ、患者のベッドの横にもっていく……など実は作業が多いのです。しかも、副作用にも気をつけなければならず、非常に緊張する仕事なのです。
(お薬がすべてバーコード式で配れればいいですよね!)
3. ルール違反をしていること
ナースに何かをお願いしたとき、大体の答えが「できません」か「確認させてください」と答えるでしょう。
患者の安全と患者の快適さのバランスを保つのはとても大変なのです。
4. 体調が悪くても隠していること
たとえ体調が悪くても、ナースは、患者さんに心配をかけないように平静をよそおっています。慢性の腰痛や肩こりに悩まされているナースも、「大丈夫?」と聞かれてれば、いつも「大丈夫です」と答えています。
5. 他の患者が死んでしまったこと
病院では、例えばすぐ隣の部屋の別の患者の容態が悪いことを患者に伝えることはありません。ときどき、ナースがイライラしてしまったり、ぼーっとしていたりするときは、誰か別の患者が亡くなってしまったというときがありますが、決してその事実を口にすることはありません。
6. 家族が病気になっていること
ナースは、家族が病気になっていても、目の前の患者に集中しなければなりません。ベッドサイドでは常に100%の力を出し切るのが、ナースの仕事だからです。ですから、病気の家族がいても、仕事場で思い出すことはしません。
7. 家族はとても似ているということ
例えば、患者であるお父さんが思い病を乗り越えようとしているとき、家族も同じように着丈に戦います。
8. どれだけ飲み会に参加しているか
ナースは勤務時間中には患者さんのために全てを尽くしますが、仕事が終わったあとはみんなで飲みに行くのが通例。ですが、決して患者さんには言いません。
9. 患者さんがいなくなってしまうのがこわいということ
ナースのほとんどは、患者の容態が悪化したり、何か悪い反応が出てしまうことが「とても怖い」と思っています。検査などからなかなか帰ってこないときも、とても心配しています。
10. 残業時間中にどう患者のことを考えているか
残業時間帯も、ナースは患者のことを気にかけています。時には、残業中やシフトを外れているときも、患者の容態を電話で聞いたりするときもあるんです。
いかがでしたか?これらの「秘密」は、ただ秘密にしたいだけでなく、「言葉にできない」というものも多いのです。
Reference:Huffpost
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