勉強するほど、医師に近づき患者から遠ざかる|看護師あるある【vol.4】(2016/11/17)
公開日:
:
最終更新日:2016/11/22
看護師あるある
看護師は「患者さんにより良い看護をしよう」と思って、日々忙しい仕事の合間を縫って、勉強に励みます。
職場の勉強会や院内研修には積極的に参加して、外部セミナーにも自費で参加して、少しでもスキルアップしようと頑張るんです。
ただ、看護師は勉強をすればするほど、「看護」ではなく「治療」に関する知識を身につけていくことになります。
そうすると、自分でも気づかないうちに、看護師目線ではなく医師目線になっていて、ふとした時に「あ。私、医師みたいな考えになっている」と気づくんです。
患者さんに寄り添うために勉強したのに、いつの間にか患者さんから離れて、医師に近づいている自分に気づくと、何のために勉強していたんだろうって思ってしまいますよね。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
ナースのヒント の最新記事を毎日お届けします
こちらの記事もおすすめ
-
看護技術
-
ミニトラックの看護|適応やキット、看護手順・方法、合併症など
ミニトラックとは輪状甲状間膜を穿刺して、カテーテルを入れることで、緊急時の気道確保や痰の喀出
-
看護用語
-
咳嗽の看護|種類・訓練・反射などメカニズムとそのガイドライン
腹痛・発熱などと共に一般的な風邪症状で馴染みのある「咳嗽」。臨床現場でもよく見られる症状の一
-
看護計画
-
【2023年最新】肝硬変の看護|原因・症状・観察項目・看護計画
肝臓は体の中で最も大きな臓器で、代謝・解毒・胆汁の生成や分泌などの機能を持ちます。予備能力に優れてい
-
看護計画
-
急性硬膜下血腫の看護|原因と症状、看護問題と看護計画とそのケア
頭部外傷には大きく分けて頭蓋骨骨折、局所性損傷、びまん性脳損傷があります。急性硬膜下血腫はこ
-
看護計画
-
大動脈弁狭窄症と大動脈弁置換術(AVR)の看護|観察項目、看護計画、手術後のポイント
大動脈弁狭窄症は大動脈弁が狭窄することで、左心室肥大が起こり、さらに狭心症状や心不全の症状が